きょう1月4日、塩釜港に7隻の延縄船が入船。
初水揚げののち、地元の行政や水産業界の関係者が集まった塩竈市魚市場南棟で初売りの儀が行われました。
豊漁と航海安全を祈念し商売繁盛に期待|塩竈市魚市場初売りの儀
コロナ禍をかんがみて昨年と同じく、規模を縮小して感染防止策をしくなかで実施された塩竈市魚市場初売りの儀は、恒例の鹽竈神社遥拝のあと主催者と佐藤光樹塩竈市長があいさつ。
続いて塩竈市魚市場の代表者と、この日の入港船を代表して一番船・第81豊栄丸に志波彦神社鹽竈神社の鍵三夫宮司から、熊手など縁起物がそれぞれ贈呈されました。
参列した一同は豊漁と航海安全と祈念しつつ、新年早々に本まぐろを含めた大物(おおもの)類がズラリ並ぶスタートダッシュに意気軒昂の面持ち。
令和5年の商売繁盛に期待を寄せていました。
まぐろ処(どころ)・塩釜港の本領発揮!昨年続いて今年も本まぐろが初競りに
初売りの儀に引き続き行われた初競りでは184本の本まぐろを含むまぐろ類1646本、合計約48トンの大物が塩竈市魚市場の場内に並びました。
この日の最高値は本まぐろ1キロあたり7,000円で、水揚げ高を見ても前年の初売り当日を上回る数値をマーク。
塩竈市魚市場が全国有数のまぐろ処といえど、このところの魚価高は未踏の領域との声もあがっています。
円安の原因となる社会情勢もふまえ、有事収拾後も変わらず塩釜港産が求められ続けるように。
世相に左右されないブランド力もテーマに、歩みを進めてまいります。