きょう、塩釜港に今シーズンとして初めて旋網船が入船しました。
八丈島沖で漁獲された本まぐろは、入港した当日に水揚げ。
即日セリにかけられ、塩竈市魚市場から各地へ出荷されました。
今季、塩釜港に一番乗りした旋網船は第11大師丸
21日に日付が変わって間もなくの0時半頃、第11大師丸(本船第8大師丸)が塩釜港に入港しました。
同船は、昨年から2年連続で旋網船として一番乗りで塩竈市魚市場に入船。
漁獲してきた本まぐろ217本(総量約28トン)は同日早朝、千葉幸太郎塩竈市副市長とみなと塩釜魚市場の役職員らが見守るなか水揚げが行われました。
続いて、今季初の旋網船として来港した第11大師丸の代表者に千葉副市長が志波彦神社鹽竈神社の御神酒を進呈。
きょうの水揚げを足掛かりに関係者一同、今シーズンの好調を期していました。
旋網本まぐろ&延縄本まぐろが塩竈市魚市場で取引
この日は、第13秀芳丸など3隻の延縄船も塩釜港に入船。
延縄船水揚げ分27本と第11大師丸による旋網船水揚げ分217本、合計244本の本まぐろが塩竈市魚市場セリ場で取引されました。
今季初取引となった旋網本まぐろは217キロを数える魚体も見受けられ、1キロあたり5,300円の高値がつく上物も。
キロ単価の平均値も3,000円にせまるなど、まぐろ処(どころ)塩竈市魚市場らしい活気に満ちた旋網のシーズンインとなりました。
※21日に入港の延縄船2隻はめばちなど本まぐろ以外のまぐろ類も水揚げされた