毎年、秋口から期間限定で販売される塩釜発のブランド魚・三陸塩竈ひがしもの。
晩秋に差し掛かり、塩竈市魚市場が誇る生めばちの味わいもピークをむかえんとしています。
塩竈市魚市場で水揚げされたブランド魚は19日に空輸で初出荷
ブランド化以来陸路で流通していた三陸塩竈ひがしものが19日、初めて空の便で出荷されました。
この度日本航空の協力で空輸されたのは、出荷前日に塩竈市魚市場で水揚げされた生めばち約30キロ。
塩竈市魚市場の買受人であり廻鮮寿司 塩釜港の会長をつとめる、鎌田秀也さんの目利きにより三陸塩竈ひがしものと認定されました。
空輸第一便に乗るブランド魚は、認証ラベル貼付のパッケージに箱詰めされて仙台空港入り。
空港の貨物カウンターで貨物検査を済ませたのち、JAL 3538便積み込まれて福岡へ。
同日に無事、九州地区に初上陸を果たしました。
なお、三陸塩竈ひがしものの空輸は今回の第一便を含め、全4回今季の出荷を予定しているそうです。
空輸された翌日のきょう福岡空港内の飲食店にお目見え|塩竈ひがしもの提供は来月3日まで
三陸塩竈ひがしものは空輸された翌日のきょうから、福岡空港国内線旅客ターミナル3Fに店舗を構える竹乃屋 福岡空港店で提供販売を開始。
刺身はもちろん寿司ネタや鉄火丼など生で味わえるほか、中トロ炙りも用意されているのだとか。
塩釜港発のブランド魚を使ったこれらラインナップは、10月20日~11月3日の2週間限定で同店のメニューとして展開する予定です。[*]
福岡空港は国内屈指の旅客数で知られる大規模ターミナルとあって、波及効果も期待大。
今回の空輸を機に、三陸塩竈ひがしものの美味しさを大勢に実感してもらいたいものです。
[*]売り切れ次第終了