塩釜港発のブランド魚『三陸塩竈ひがしもの』がいよいよ解禁!!
きょうの初取引に先がけ、地元行政並びに水産関係者らが参列のもと販売開始式が塩竈市魚市場南棟荷捌き所前で催されました。
縁起をかついで鏡開き|三陸塩竈ひがしもの始動に合わせ大漁旗が登場
三陸塩竈ひがしもの販売開始式では、主催団体代表者の挨拶と佐藤光樹塩竈市長による祝辞に続き今季の大漁と商売繁盛を期して鏡開きが行われました。
式会場である塩竈市魚市場の一角に、日本財団による支援のもと塩竈市立第二中学校美術部の生徒がデザインした、5種の大漁旗を展示。
製作に携わった美術部員らから、解禁に合わせて三陸塩竈ひがしものを携え塩釜港に入港した延縄船の代表者に大漁旗がおくられました。*[1]
*[1]三陸塩竈ひがしもの販売開始式においては、この日水揚げした3隻の延縄船を代表して太正丸の関係者に大漁旗のレプリカプレートが手渡された
初もの出荷にあたり出発式を実施|JALの協力のもと福岡空港で三陸塩竈ひがしものPR事業
三陸塩竈ひがしもの販売初日に塩竈市魚市場に水揚げされた生めばちまぐろは246本で、そのうちブランド認定されたのは63本。
1キロあたり6,500円の高値で落札された魚体もありました。
三陸塩竈ひがしものの今季初出荷に際し実施された出発式では、佐藤光樹塩竈市長らから輸送ドライバーに、ブランドロゴがあしらわれたミニのぼりを手交。
販売開始式に出席した関係者が見守るなか、初ものをのせたトラックは塩竈市魚市場から各地へ向かいました。
今シーズンは日本航空株式会社の協力により、福岡空港内の飲食店で三陸塩竈ひがしものPR事業を展開。
10月頃にすしネタとして提供される予定で、九州地区でもさらなるブランド浸透が期待されます。
試食会では三陸塩竈ひがしものをにぎり寿司で提供
出発式に続き塩竈市魚市場中央棟2階大会議室で、三陸塩竈ひがしものの試食会が行われました。
販売開始式並びに出発式に出席した面々と取材に訪れたメディア関係者に、塩竈市内の腕利きの職人によるにぎり寿司を提供。
一同、塩釜港発のブランド魚の”はしり”を堪能していました。
大漁旗をデザインした中学生美術部員らも、登校前に三陸塩竈ひがしもので腹ごしらえし「あぶらみがとてもおいしかったです」と満足げな表情でした。