お知らせ

塩竈市魚市場初売りの儀|新年早々本まぐろを水揚げ

新年を迎えた塩竈市魚市場開市初日の1月4日、延縄船の水揚げをしたのち初売りの儀が行われました。

例年初売りに合わせて各地から延縄船が塩釜港に入港しますが、今回のように8隻揃い踏みは類を見ないケース。

新年早々に本まぐろが水揚げされたのも異例なだけに、各地元メディアでも例年にない滑り出しであると報じていました。

豊漁と航海安全を一同で祈願

令和4年も前年と同様に規模を縮小した初売りの儀では、宮城県・塩竈市両議会の議員など行政や水産事業者の関係者が参列しました。

新型コロナウィルス感染拡大防止策をとるなか豊漁と航海安全を祈願し、佐藤光樹塩竈市長らがあいさつ。

新春の訪れと、年頭から延縄船8隻がもたらす水揚げによるにぎわいを慶事とし、場内は活気に満ちていました。

本まぐろの水揚げで初セリの取引も好調!まぐろ処・塩釜港の本領発揮

初売りの儀に引き続き、初セリを実施しました。

セリ場にズラリならんだのは、この日早朝に水揚げされた207本の本まぐろを含む2100本余りのまぐろ類。

高額で競り落とされる本まぐろも多く、1キロあたり6,000円がこの日の最高値でした。

予想を上回る質と量の水揚げでしたが、新年にここまでの数量が塩釜港に集まったのは当地が有数の『まぐろ処(どころ)』だからこそ。

漁船の関係者をはじめとする各地の水産事業者が、塩竈市魚市場へ寄せる信頼の高さがうかがえますね。

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